幾何学の精神と繊細の精神について考えてみます

この5月末から戦力増強に向けた取り組みを開始し、7月まで約2ヶ月をかけて採用活動を展開、ほぼ成功裏に終了させることができました。
(とは言え、原則通年採用を行う予定です)
当たり前のことですが、企業にとって採用活動は非常に重要な戦略課題のひとつです。特に当社のような知識と経験に感性とアイデアを添加して顧客価値を創造する企業体の場合、人材の発掘と登用そして適切な教育と経験の機会を提供することが企業価値の根幹を成すといっても過言ではありません。だって「知識」も「経験」も「感性」も「アイデア」も実に属人的な資質です。一時流行したナレッジマネジメントが成功した事例を私個人としては近くで見たことはありませんし、McKinseyなどで成功しているのは人材そのもののマネジメントと明示知化可能なテンプレートのマネジメントのように思います。だとすれば、当社は優れた人材を引き寄せる魅力的なコンセプトを戦略的に保持しなければなりません。大変です。(笑)
幸いにして当社のポジショニング戦略とそれに必要な資質、そしてそうしたプロフェッショナルグループが提供できる価値については多くのクライアントからの期待があるとともに、積極的に参画したいと思うビジネスパーソンが多いことに意を強くしています。以前より掲げているとおり、ビジネスコンサルティングのクリティカルシンキングとフェアネス。広告会社プラニングセクションの感受性とセンス。その両方を兼ね備えた今までにない新しいナレッジワーカー集団の構築を当社は当面のビジョンとしています。左脳と右脳のハーモニー、論理とセンス、その両立を目指したい人々がビジネスの領域にもそしてそれに続く学生たちにも多く存在すること、そしてそうした人々のために新しい場を提供すること。そのために力を尽くす決意を改めてここに記しておきます。パスカルの『パンセ』は私の愛読書のひとつです。彼の言う幾何学の精神と繊細の精神は論理とセンスに通じるものでしょう。パスカルはそれが困難であると言うのですが、我々は幾何学的でありつつ繊細を目指したいのです。パンセへの考察と随想はまた次回。(笑)

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