東京都教職員研修でマーケティングについてお話してきました

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昨年に引き続き、東京都教職員研修センターの企業研修講師として「マーケティングマインド~顧客志向の思想と技術」のレクチャーを行った。

対象は、小中高で教鞭を取る10年選手の先生方。昨年のレクチャーの際にも感じたことだが、先生方のマーケティングセンスとプレゼンテーション能力は大したものである。やはり生徒とはいえ、数十人を前に日々教壇に立って講義をするという仕事により培われるものなのだろう。当社のスタッフにもそうした経験を持つ機会を作らねば、と改めて思う。
この「マーケティングマインド」は、当社のクライアントでもある近畿日本ツーリストの社員研修用に作成したプログラムだ。旅行が「目的」から「手段」に変わって以来、旅行会社は人々を動かすための戦略を必要としている。人々は何故動くのか。売れる商品の秘密とは。サプライヤー視点の強い仕事を続けてきた人々に、顧客視点という新しい刺激を与えるのが当社の仕事。ならば「教育」の分野へこのプログラムを援用できないか、とは教育機関をクライアントとする旅行会社ならではの依頼。かくして、先生方を対象にした研修がスタートした訳です。(笑)

教育はもとより、医療、バイオ、金融、通信など、いまだにサプライヤー視点が勝ちすぎるビジネス領域は多い。そうした領域に顧客視点を持ち込む。先日エントリーしたB2Cコンバージョンビジネスと、この「マーケティングマインド」の研修プログラムは車の両輪でもある。もともと共通言語を持たない人たちに、この顧客志向というコンセプトをコミュニケートすること自体、非常にスリリングで興味深いこと。こうした機会を与えられたことに感謝しつつ、様々な領域と様々な未知のクライアントに対して新世紀に相応しい「マーケティングマインド」を提唱、供給していきたいと思う。
ここで参考までに、前回の研修時に受講された先生方からの感想をいくつか紹介したい。
・予想以上にマーケティングの考え方は、教育の根底と共通していると思った。まず、社会の教育に対する要求、学級の児童や保護者の要望など、もう一度見直したい。
・顧客のニーズに応えるという姿勢を学校教育にも生かし、常に保護者や児童の期待に応えられるように努力していきたい。
・顧客の立場に立ったサービスの提供、ニーズの引き出しは、自分の発想の中にはなかった。情報の適切な分析、目的の明確化、相手の気持ちになることは、教育活動にも通じることである。広い視野に立って教育計画を立てて行きたい。

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